気になる単語日記

ちょっと意外な idiom

4月 22nd, 2008

普通の人なら持ち歩かないだろう OALD を持ち歩いているのは、Idiomatic and Syntactic English Dictionary (ISED) をついうっかり持ち歩き初めてしまったから。

ISED を持ち歩き始めると、すぐにその語彙数が不満になる。まあ持ち歩くには適度な大きさなので、普通はこの辺で妥協するんだけど、私はだめ。病気持ちみたいなもんだから COD を持ち歩くことを真剣に考慮。でもそれじゃああまりに snob かということで選んだのが OALD。Learner’s のあたりに snob な雰囲気を和らげる作用があるでしょ(笑)。

で、今日も持ち歩いていた OALD で気になったのは idiom

[C] a group of words whose meaning is different from the meanings of the individual words

う~ん。Longman も同じような定義を採用しているから、この定義で良いんだろう。でも different と言い切ることに違和感を感じる。あるいは私の different に対する感覚が狂っているのか?

リーダーズでは

1 《ある言語特有の》慣用(語)法[句], 熟語, 成句, イディオム.
2 《一言語の》特質, 特徴; 《一国民の》言語, 《ある地方・階級の》方言, 語風; 《ある作家・作曲家・時代などの》個性的表現形式, 作風; 《一般に》様式, 流儀.

という定義になっていて、個人的にはこちらの方がしっくりくる。

但し、ランダムハウス英和大辞典も「各単語の意味を組み合わせて得られるのではない」と書いている。ランダムハウスではイディオムの例として「kick the bucket / hang one’s head / trip the light fantastic」が挙がっていました。

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あまり辞書に載っていない wuther

4月 3rd, 2008

Wuthering Heights と言えば『嵐が丘』。だけどほとんどの辞書に載っていないみたい。

なお原題にある「Wuthering」とは、「嵐が荒れる」というイングランド北部の方言で、Wuthering Heightsを「嵐が丘」と訳したのは斎藤勇である。

と、Wikipedia の記事にもある。

ランダムハウス英和大辞典では次の定義。

《英方言》<風が>激しく吹く、吹きすさぶ ◇ Wuthering Heights 『嵐が丘』 E. Bronte の小説(1847).

今日ゲットした OXFORD UNIVERSITY PRESS 50th Anniversary Special Pack 2 に入ってました^^。

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「野次る」という意味の barrack

3月 25th, 2008

OALD (Oxford Advanced Learner’s Dictionary) を見ていると barrack が目にとまった。

1 (BrE)to shout criticism at players in a game, speakers at a meeting, performers, etc.(略)

むむ? 一般的な意味の「バラック」は? と思えば barracks でエントリされている。

1 a large building or group of buildings for soldiers to live in: an army barracks (中略) 2 any large ugly building or buildings

2 の意味にある large ugly の記述も興味深いけど、やっぱりひとつめの barrack が「野次る」意味なのが興味深い。

気になったところでランダムハウスを見てみた。こちらは barrack1 のエントリで「通例 ~s」と注意書きをしつつ、「兵舎・兵営」の意味を先に記してる。尚、「大きくて殺風景な建物」とは書いてあるけど「large ugly」ほどラディカルじゃないかな^^。

で、barrack2 にあるのが「野次る・声援する」の意味。

「兵舎」の方は「1686. <仏 baraque、中仏<カタロニア barraca 小屋」で、「野次る」の方は「c 1890. もとは豪英、おそらく <北アイルランド方言 barrack 自慢する(BRAG)」。浅学にして「野次る」の方の barrack を知りませんでした。